鳥小屋視聴記 (aka 虜屋視聴記 ) ~ ヘッドフォンに関する好き嫌いレビューなど ~

これからヘッドフォン類を多数試用しようとしている人向けに「最短ルート」を提示すべく、レビューらしきものを作成…できるわけはありませんね。「良い・悪い」ではなく「好き・嫌い」の視点で書いてみようかと。

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次世代光ディスクは本当に高精細コンテンツを収容する能力があるのか……?

 T.さんの記事「徒然なるままに、駄文を書いてみる (HD DVD)」を拝見して、少しばかり私もこの件に関して書いてみることにしました。


 #PHSをW-ZERO3へと買い換えて「懐が寒くなった」から記事が書けない……などと少しばかり悩んでいたもので^^;、便乗させていただきます。


 放送コンテンツを録画するならば「放送されたままを(余計なを再変換をして品質が劣化しないように)そのまま記録するのが理想」なので、現行のHD DVDままでもおそらくは問題ないですね……ってそれは当然の話なので別問題か。


 現行のユーザが欲する音声環境というのは、おおむねCDクォリティ(圧縮音源以上、DVD-Audio未満)なのかもしれません。
 実用的には【ロスあり圧縮6Mbps+従来フォーマット1.5Mbps】の構成でも「大抵の人にとっては満足できる」のかもしれませんし、ロスレスでいく場合もCDクオリティであれば【3.16Mbps(16bit×44.1k×6ch×75%に圧縮)+従来フォーマット1.5Mbps】で実現できそうです。
 今時の人は圧縮音源に慣れていて、かつ「どう音が悪くなるのか・どう音に癖が付くのか」を体感で知っていることからすると、ストレスなしに鑑賞するための最低条件として「CDクォリティ・ロスレス圧縮」というのは、実は意外と真っ当な選択肢になりえるのではないかと思ってみたり(高規格圧縮音源と、CDクォリティ非圧縮音源の聴き比べをしたことが無いので、実際どうなるのかはわかりませんが)。
 個人的には、「贅沢に高規格音声フォーマットを使用・でも実はロスありの高圧縮で収録」という事態だけは避けて欲しいところで。


 もう一つ痛いのは映像サイズそのものでしょうか。
 現行DVDでは実効483×363pixel(ワイドテレビでの有効領域は483×272pixel)で、これに6~9Mbpsを割いている現行ですらも不満は噴出している……と。
 高精細フォーマットに目を向けてみると、一つは1280×720pixel(ピクセル数がSDTV比7.01倍)、もう一つは1920×1080pixel(ピクセル数がSDTV比15.78倍)となります。
 ところが現行の次世代ディスクでは現行DVD比で2~3倍の帯域幅しか確保できない可能性があるとなると、近い将来(おそらくは現行DVDに対する不満が出るまでの期間よりも短期間)にはまた「やっぱり画質が気になる……」という話が出てきそうだな……という気がします。人間の欲望は際限が無いですから。
 また、高精細フォーマットを採用するにしても「どちらのサイズを採用するか」は問題になりそうですね。
 両者は2:3のサイズ比なので相互変換は可能……そうすると、変換時のゆがみを防ぐためには「幅720pixelのモニタには720p/720iの画像が合う」「幅1080pixelのモニタには1080p/1080iの画像が合う」わけですが、一方では「(どうせ帯域幅は足りていないのだから、よりノイズが出難くなるように)コンテンツは720pで最適化して、2:3変換は(わざわざ1080p/1080iに対応する一部の高価な)テレビ側にお任せする方が、実はより綺麗だったりする」可能性も秘めているわけで。
 ここも音声と同じく「贅沢に高規格画像フォーマットを使用・でも実は高圧縮で収録」が本当に有効なのかどうかという点については、まだ未知数かな……と感じています。


 いずれにせよ、メディアの容量(身の丈)に合致するフォーマットが標準的に使われるようにと望みたいところです。
 数字上のスペックだけを追いかけて本質的なところを見逃してしまうのは企業の悪い癖とも言えるだけに、結構嫌な予感がするのですが……。


 ……と、良く知りもしないのに色々と書いてみました。
 (ここで書いた数字が確かである保証が無いのです)
 こんなネタをトラバしてしまってすみません……orz
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コメント

トラックバックありがとうございました

あんな「思いついたことをダラダラと書いただけ」の記事にトラバしていただいて恐縮です。
ちょっと風邪でダウンしていたので反応が遅れてしまいました。すみません。

CDからDVDに変わったときに、容量がおよそ7倍に増えたので今度もそれくらいの容量アップがあるのかと思っていたのですが、現時点ではHD DVDで3倍、Bluerayで5倍程度しかないというのはかなり残念でした。
H.264など映像の圧縮技術の発達で「20-30Mbps/s程度のレートでもマスターとほとんど遜色ない画質が実現出来る」などという話もありますが、実際に目にしたことがないので何とも…。

いずれ3層4層と複雑化していくとしても、容量はともかく帯域幅は増やせないんですよね…。
現在のDVDのような「本編を2枚のディスクに分割」などという愚行に走るのだけは勘弁していただきたいです。
あれは集中が途切れるどころか完全に白けますから。

固定画素パネルはドットバイドットが基本のはずですが、最近は1280×720pixelでも1920×1080pixelでもないテレビが増えてますよね…。
さらに、モノによっては15:9という妙な割合のパネルを採用していたり…。
…あれは何なのでしょうか…? 何か深い意味があるのでしょうか…?
まさに「数字上のスペックだけを~」を先行してしまっているように思えます。

  • 2005/12/25(日) 13:45:32 |
  • URL |
  • T. #c9iXJ.sE
  • [ 編集 ]

風邪のところお呼びたてしてすみません……

 圧縮技術の進歩に関しては目を見張るものがありますが、一番怖いのはやはり「数年後の自分が見ても満足できる代物かどうか」でしょうね……
 DVDも出た当時は「CDサイズの円盤でLDに近い綺麗さ!」などともてはやされていた記憶がありましたが、今となっては「悪い部分が妙に目に付く」という結果をもたらしていますし。
 帯域幅に関しては……ディスクを多層化した際に「新規格」が出てきて、多層専用に転送レートを上げたものが出そうな予感もします。DVDの場合は2層止まりでしたので規格はそのままになりましたが、今回のような例ですと「ROMは当初規格ままで。RやRWは高規格記録が可能」などといった本末転倒な話も出そうです(昔のβテープで似たようなことがありましたし)。

 パネルの縦横比&ドットの縦横比に関しては、色々とメーカー側のやり方があるようで……
 15:9パネル(1280×768など)に関しては、本来上下に黒帯を入れて1280×720にするなどすれば比率は維持できる&縦横比も維持できるのですが、「パネル全面に表示されないと気がすまないお客様のご要望にお答えして」左右をはみ出させるなり縦横比を変えるなりしてしまう機能を載せる場合は多そうですね。
 経済的に見ると15:9(1280×768)って、16:9(1280×720)にも4:3(1024×768)にもそれなりに近く、かつPCでも良く使われている規格に近いので製造しやすいのかも……という気がします。
 (理想としては1280×858(640:429)のパネルを作って、1280×720(16:9)と1144×858(3:4)の表示をさせるのが無難なのかもしれません……これですと、どちらのモードでも黒帯の幅を80pixel×2本程度にできますし)

 まだまだ両者共に様子見の要素が大きいですね……なかなか怖くて手が出せずにいます^^;

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