鳥小屋視聴記 (aka 虜屋視聴記 ) ~ ヘッドフォンに関する好き嫌いレビューなど ~

これからヘッドフォン類を多数試用しようとしている人向けに「最短ルート」を提示すべく、レビューらしきものを作成…できるわけはありませんね。「良い・悪い」ではなく「好き・嫌い」の視点で書いてみようかと。

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ER20、E4c、ER4pの写真をアップロード…兼メモ。

 さて、お得意の写真貼りだけで済ませようかと思ったのですが^^;、気付いたことも少しあったので、その辺をメモしておきます。
 大きなサイズの写真で掲示します(総計1.6MB/22枚)ので、その点ご注意ください。
 なお、写真はER20→E4c→ER4pの順に載せています…耳栓なんか見る必要ないよ!という方は、写真2枚目~6枚目を飛ばして見てださい。
 ついでに、「開封することが一番の楽しみ!」という方は、絶対に下の写真を見ないようにしてください!見てしまって開封する楽しみを削がれたとしても、責任は取れませんので…。

 PA755(Shureシリーズ用三段傘)とER4-14(ER4シリーズ用三段傘)

 まずはお馴染みの三段傘(トリプルフランジ)チップ。
 Sleeves表示下にあるのがPA755(Shureシリーズ用三段傘)、その隣に転がっているのがER4-14(ER4シリーズ用三段傘)です。
 この二つが、どう違うのかという点が気になって並べてみました。
 ええと…軸の長さが違う、というかPA755の軸を根本付近から切ったものがER4-14なのかも(ER4-14の軸切断長はひとつひとつバラバラなので、後加工で軸を切っていることは明らか)。
 それ以外に違いはなさそうです。

 三段傘としてはER4-14の方が明らかに安価なので共用したい所ですが、実際にER4-14をE4cに挿してみると「(軸がほぼ全て除去されているので)三段目の傘がドライバハウジングに干渉しかねない(人によっては気になるかも)」点は気に掛かりますね…私が使ってみた感じでは特に気になりませんでしたから、意外と多くの方にとって問題ないのかもしれませんが。
 もっとも、E4c標準の一段傘と比較して遮音性は良い(Shure/E2の黄色スポンジに近い遮音性が得られる)ので、三段傘が耳に合う人にとっては結構良いのではないかと。
 音道の長さによる違い(軸を切りつめたER4-14と、軸をそのまま残したPA755)の違いに関しては後々検証する予定ですが、たぶん違いを見知することはできないだろうな…と感じています。

 E4cとER4p(の太い部分)では軸径がほぼ同じ(E4cがほんの少し大きい)で軸長さも似ているので、概ね両者の消耗品は共用できそうです。
 もちろんメーカー側ではそれらを用いた測定などは行っていないはずですから、あくまでも自己責任の範囲内において使用することとなりそうです。
 手元でテストした限りではこんな感じでした。
・E4c (≒E1/E3/E5)
→ER4-14F(黒長スポンジ): きちんと使える。ただし若干緩い気も。長すぎる点が個人的にはキライ。
→ER4-14(短軸三段傘): 上記記述通り、三段目の傘が多少干渉する程度で、特に問題なく使える。
・ER-4P (=ER-4S/ER-4B)
→PA755(長軸三段傘): 長すぎてちょっとアレかも…もちろん装着できる。
→PA758M(超軟一段傘): 問題なく使える。付け外し時は三段傘よりもゆっくりする方が良いと思う(柔らかすぎてギリギリまで密着しようとするので)。
→PA756M(堅一段傘): 問題なく使える「と思う」。個人的には大嫌い(E2ではこの素材感がイヤでたまらなかった…)。
 うーん…もしかして、これからは「ER-4シリーズにShureの超軟一段傘」という組み合わせもアリかな?遮音性は劣るし音質的にも少々クリアさを削ぐ要素はあるものの、装着感の良さは捨てがたい魅力ですからね。


 …って長くなりすぎましたな^^;
 次に行きます。
ER20耳栓・未開封

 ER20耳栓、未開封状態です。天部にはヒートシールで封緘がなされています。
 ハンガリングとヒートシールと切れ目が同一ライン上にあります…未開封証明のためにヒートシールをしているようで、密封することそのものが目的ではないようです。

 ER20・開封し損ね

 切り目とヒートシール部が同一ライン上にあるので、切り目から切っても上手く開封できません(泣)。
 シールはもっと上、もしくは切れ目はもっと下に付けましょうよ>Etymotic Researchさま。

 ER20・中身一覧

 ER20の部品一覧です。
 保護ケースはPA756M(堅一段傘)よりも少し堅いくらいのケースになっていています。
 一般のプラスチック熱接着な包装物(Shure/E2のパッケージとか)とは異なり、何度でも開け閉めできます。長辺側両端を持って押しつぶすか、長辺側中央をこじると簡単に開きます。ワイヤを通す穴も開いているので、ネックストラップなどを付ければ首からぶら下げることも容易かな、と。
 ちなみに「12」という数字がマニュアル表面に大きく載っているとおり、保証減衰性能は12dBの様です。
 下部の表は安全時間を示しています。たとえば「ロックコンサート(112dB SPL)…直で聴く場合:5mins、ER20使用時:1.25hrs」とかいう感じの表です。

ER20・本体拡大

 ER20の本体です。PA755(長軸三段傘)が付いているのですが、消音器側の受け軸はえらく口径が大きく、どう引っ張っても取れそうにありません(極端にやると壊れそう&ちぎれそう&元に戻せなさそう)。
 PA755(長軸三段傘)やPA758M(超軟一段傘)に付け替えて使用するという使い方をするのは難しそうで、その点ではちょっと残念。

ER20・マニュアル

 マニュアル裏面です。
 減衰特性が描かれています…-12dB/125Hz~-20dB/1kHz~-21dB/4kHz~-24dB/8kHzといった感じのグラフになっています。

E4c外箱裏側

 E4cの外箱裏側です。正面はピントが合わずに撮影できませんでしたorz

E4c外箱側面

 E4cの外箱側面です。こういう写真を撮ってしまうのは♂の性なのかもしれず…うわごめんなさい3orz

E4c内箱側面

 中身を側面から取ってみました。次の写真と共にご覧ください。

E4c内箱天面

 Shureなりに頑張っているようにも見える、内箱天面です。

E4c中身一覧その1

 とりあえず中身をバラしてみます。

E4c中身一覧その2

 イヤホン収納用のケースに入っている部品を取り出してみました。
 E2c用ケースにはあった巻き線用ホイールが無くなっています(断線の原因になるから?)。ついでに表面素材も目の細かいものへと変更されているようです。
 有線の音量調整用ボリウムも付属しているようですが、妙にケーブルが短いです。果たしてこれで何に使うのやら…という感じ。

E4c日本語マニュアルその1

 サウンドハウスで添付した日本語マニュアル。
 A3紙二つ折りで計8ページと簡素なものですが、日本語マニュアルとしての最低要件は満たしているようで、これは良いサービスだと思います。
 他の代理店でも同じようなマニュアルは付くのか…その辺りは不明。

E4c日本語マニュアルその2

 中身を見てみましょう。
 フォームスリーブは使い捨て、他はアルコール消毒すれば使える…と。
 「新しい創傷治療」を見て出直してきた方が良いのでは…とかいうツッコミをしたいところなのですが、基本的には「アルコールで軽く拭くよりは、倍の時間を掛けて(音道を含めて)流水で洗い流す(異物を除去する)方がより綺麗になる」ので、流水で洗って陰干しする方が良いと思います(シリコン自体は気体を透過する程度に多孔性のため、完全に綺麗にはできませんけれども…)。
 ところで「フォームスリーブだけが使い捨て」「アルコール払拭必須」なんて書いたのは誰だ?と思い返してみたところ…それ書いたの私かもorz…虜屋側のE2レビューを一部書き直してきました。

E4c日本語マニュアルその3

 うーん…ER-20の説明とはだいぶ違うように思ったのですが、たしか二重基準だったような気も…細かいことは気にしないことに(イイノカソレデ)。

ER4P・外箱

 ER-4Pの外箱です。理由もなくシリアルナンバを隠していますが…気にしないでください(苦笑)。

ER4P・内箱

 お馴染みのケースです。

ER4P・中身

 キャリングポーチって、こんなカタチだったかなぁ…前にヘッドホン ナビさんからER-4Sを借りたときとは、ちっょと違うような気も…。

ER4P・マニュアル1

 マニュアルも新しくなってる…?

ER4P・マニュアル2

 この図を見る限り、ER-4PとER-4Sの違いって「ほんの2dB程度、1kHz未満が高い」位なんですね…実際に聴いた感じがどうなるかは別として。



ER4P・マニュアル3

 遮音性についてのあれこれ。
 ER4シリーズでは、黒くて長いフォームが-41dB・三段傘が-35dB…と。

ER4P・マニュアル4

 「応答確度」のグラフ…だそうです。



 とりあえず写真は貼り終えました。
 さて、レビューはいつになったら始まるやら…^^;




気になったリンクを張っておきます。

 「Shure E4はフィルタを交換できる」記事一番下。
 日本語訳マニュアルにはこんな事載ってないよー>Soundhouse
 とりあえずマニュアルのp2(ワックスガード)は書き換えて、ワックスガードの項目にはE4cの記述を書き足さないと。
 #というか、旧機種はワックスガードを交換できない仕様だと知って驚きました^^;
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安物買いの銭失い…?

 Shure E2断線を機に使わなくなってしまった「携帯HDDプレーヤのCreative NOMAD MuVo2」を放置したまま、OggVorbisが再生可能なプレーヤを探していました。
 個人的にMuVo2は扱いやすくて良かった(ボタンが分散されているよりはメニュー式の方が好き。でもホールドボタンだけは独立していて欲しかった…orz)のですが、OggVorbisが再生できないというのが非常に困っていまして、結局新しいプレーヤに手を出してしまいました。


 とはいえ、私が「自力で情報収集して」買うものですから「ピントがずれている」のは当然…ということで、結局選んだのはコレ。
 高電社 Woodi WD-S1-256-WH [USBフラッシュメモリデジタルオーディオプレーヤ 256MB]
 高電社 Woodi WD-S1-256-WH [USBフラッシュメモリデジタルオーディオプレーヤ 256MB]



 選定基準も結構アレです。
・(充電・通信共用として)USBのAコネクタ付き、PCに直差し可能。
・OggVorbisのQ1~Q10が再生可能。
・(テスト用なので)容量は気にしない。転送速度も気にしない。演奏可能時間も気にしない。
・価格は\10k未満。
・重量は50g未満。
 うーん、OggVorbisのテスト後には使わないだろうな…という感じがモロに出ていますね^^;。
 時代がiPod nanoに流れているさなかに、私はそれに目もくれずに(…嘘です。購入ボタンを押しそうになりましたが、あえて押さえて^^;)選んでみました。


 さて、実際に使ってみると…やっぱり微妙かも。
 動作時のノイズは、MuVo2とほとんど変わらないですね…電源断後にすぐ電源を投入する場合を除き、起動時にポップノイズが入ってしまう点は、両者ともに同じでした。
 曲替え時の待ち時間は、メモリ式だけあってMuVo2の様なもたつき感を感じません。これはとても良いですね…MuVo2のシーク待ちに関してはちょっと許せないものがあったので(とは言っても1秒強なのですが)、これが無いというのは結構良さ気。


 と、ここまでは良いのですが。
 ええと…基本的に「ボタンが無駄に多い」辺りが気に掛かります。
 ボイスレコーダとして使うには有用な「録音・A-Bリピート」ボタンですが、コレを使う気がない人にとっては無用の長物かも。他の機能(特にEqualizer/再生順序切り替え)に振り分けできると良かったのですが、そういう振替機能はないらしく。
 また、センタボタン付きカーソルキーの操作性も良くありません。
 ・センタボタン短押し時の操作系は「左右で機能選択・上下でパラメータ変更・センタボタンで戻る・再生ボタンは効かない」。
 ・センタボタン長押し時の操作系は「センタボタンでメニュー階層降りる・下と再生ボタンは効かない・上でメニュー階層昇る・左右で機能選択」。
 ・FMキー短押しでファイルメニュー、メニュー内では何故か右でフォルダ階層昇る(フォルダツリーが表示されているのだから、フツーは左でしょ)、かといって左を押してもフォルダを降りたり選択できたりはしない。センタキー短押しで選択、センタキー長押しで削除。
 ・録音キー短押しで録音開始、録音キー長押しで録音モードに移行&メニュー表示。再び録音キー長押しで再生モードに戻る(再生ボタンでは戻れない)。
 ・A-Bキー長押しでミニゲームが3つ…ってOEL液晶で延々ゲームをやるのは、電池消費量の面から無謀ではないかと。
 ・再生キー長押しで電源On/Off…ところが電源アイコンは描かれていない。
 ・FMラジオ再生時は音量表示が6本のバー常時表示のみ、音声ファイル再生時は音量操作時に音声スライダが出る&最下行にVolume:○○という数字表示が出る…と、表現に一貫性がない。
 ・(OEL液晶を使っているとはいえ)スクリーンセーバーは不要では?スクリーンOffと反転表示を別の項目で設定するのは何故?
 …とまあ、使っていて思わず「???」となるほどに統一感のない操作性を取っています(MuVo2は「上下キーは音量操作」の規則が徹底されていて、混乱することはない)。
 マニュアルを見る場合は「P9:各部の名称・ボタン」は見ずに(コレを見ると余計に混乱する)、とりあえず「P20:基本使用方法」からご覧ください。


 付属のイヤホンは…製品クォリティには合っているかな、と。MuVo2付属のもの(低音がブーミーに聞こえるだけ)と比べれば素直で良い気が。ただし、「音量を上げないと真っ当に聞こえない」という点では変わりないので、そのまま使うのはあまりお勧めしたくないですね。
 それと、付属の透明なガードカバーは…マチが不足していてボタンを閉じにくいです。ボタン位置が後数ミリずれていれば問題ないわけで、たぶん設計ミスだろうな…と。


 製品自体の音質は…うーん、正直言って「別にこれでも良いんじゃねーの?」という感じが。ポップスを聴く程度ならば、まず問題は発生しないかと。
 MuVo2と聞き比べてみると「若干高音域がクリアに聞こえる」気もするのですが、単にイコライザのデフォルトが弄られているだけ(付属イヤホンに合わせただけ)っぽい気もします。
 ただし、ラジオ部分に関しては「低音に合わせてノイズが乗る」という状況で、お世辞にも真っ当とは言えないですね…ラジオ機能を優先するならば、PLL付きの「単機能ラジオ」を選択する方が遙かにマシだと思います。


 OggVorbis対応、これは良い感じです。
 最近はOggVorbisの160kbps/VBRでしかエンコードしないので(昔は午後のこ~だによるMP3の160kbps/VBRがお気に入りでした)、これがそのまま再生できるというのは便利ですね。
 WMAは…うーん、将来Linuxにも曲を持ち込むことを考えているので、できる限り制限の緩いフォーマットを使いたいんですよね…そういうわけで、音質面ではなく技術的問題を理由としてWMAは使っていなかったりします。


 表示される文字フォントに関しては…さすがはKoreanQuality?ちょっと疑問が。
 特に音楽の「楽」が崩れていたりする点はショックでした…他の表示はだいたい良いだけに、ここで一気に意気消沈しましたorz


 総じて「価格なり」のスペックは持っている気がしました。
 512MB版も同じ音質だろうな…ということを考えると、あちらに食指が伸びることはなさそうなのですが^^;、256MB版に限って言えば、コストパフォーマンスは良好だと思います。


 さて、次はaoTuVとβ版OggVorbisエンコーダ間での試聴テストにするか、あるいは速攻でE4c/ER4pの比較をするか…と、ちょっと迷っていたり。 【“安物買いの銭失い…?”の続きを読む】

Ultrasone Proline2500 の側圧は制御可能か。

 ええと…またも単発写真ネタで。

 保証外操作をしたためにメーカー保証が効かなくなってしまった当家のProline2500ですが、このままではバンドにクラックが発生した場合、修理できず泣きを見ることは確実という状態になってしまいました。
 というわけで、自前でクラックを防止すべく、バンドを曲げて側圧をゆるめることができるかどうかを試してみました。


 手元にある他のヘッドフォンと同じく、張り切って外側へとバンドを曲げてみましたが、もし追試される方が居るようでしたら「そーっと、様子を見ながら」曲げ作業をされるようお願いいたします。
 それから、曲げる事ができる場所は「天部の白い部分のみ」です。
 青い部分を持って曲げると、曲げた途端に青い部分にクラックが発生する可能性がありますので、ここに力を加えないでください。
 可能な限り、白い部分の両端に力を掛けて曲げるようにしてください。


 ※写真をクリックすると、幅1024pxに拡大して表示されます。


Ultrsone ヘッドバンドを曲げてみた写真

 うーん、別に問題なく曲げる事ができるようです。
 天側のパッドは剥がれてしまうのですが(元の曲げに合うよう貼られているのだから当然)、両面テープなどで貼り直してやれば問題はなさそうです。


 ただし問題も…天側のアールを平坦にすると、(もともとスライダの長さが不足気味なためか)私の場合は耳たぶがイヤパッドにあたってしまいます。
 もっとも、側圧が強いまま使うよりはこの方が自分に合っているようで、結局は側圧をゆるめたままで使うことにしました。


 でも、わざわざこんな写真を載せるまでもなさそうな感じもしますね…これが既に常識だったとしたら、この記事のことは忘れてください^^;

Ultrasone Proline2500の内部写真

 どうにも見た目と音がマッチせずに悩んでいたので、Proline2500のULEプレートを外して写真を撮ってみました。
 以前Fostex/T-50rpについてもアンマッチで悩んでいて、分解して仕掛けを見てからはその違和感が無くなった…という事がありましたので、もしかするとProline2500についても「開ければ解る」のではないかな、と言う気がしたものですから。


 ※写真をクリックすると、幅1024pxに拡大して表示されます。


Ultrasone Proline 2500 内部写真 発音体とダイオード

 一枚目、発音体とダイオード部を撮影。


 ダイオード部の接続はカソード同士を撚り合わせて、一方のアノードをグランド側に・もう一方のアノードをシグナル側にと接続した物となっています。
 ESD保護用ツェナー・ダイオードっぽい気もしますが、実際にどういうモノを使っているのかは不明です(テスタを当てて図ってみましたが、ダイオードであるということ以上の発見はありませんでした)。
 実際の挙動としては「過大入力があった場合に、超過電圧をダイオード経由でグランドに落とす(ハードクリップさせてでも、大きすぎる音を音声として出力しない)」あたりだと思うのですが、過大入力がない場合に音質に与える影響があるかどうかについては不明ですね。
 まずは「耳を過大入力から守る」という意味では確実に役立ちそうで、この点は好感を持てて良い感じがします。


 次は発音体部。
 発音体の裏にはいくつも穴が開いていて、通常のヘッドフォンでは全ての穴から振動膜が見えます。
 が、Proline2500の場合はほとんどが白い繊維状のシートによって疎にふさがれていて、穴一つ分だけが完全解放となっています。
 外見からは完全解放に近く見えるProline2500が、なぜ開放型に見えるのに(密閉型に近い)豊かな低音を出せるのか?という理由が、このあたりに見て取れるというのは面白いですね。
 実際「見た感じと音が違う」というギャップがあって困っていたのですが、これを見て「ようやく見た感じと音のギャップが無くなった」気がしました。
 発音体の近くでは半開放型・その裏は全開放型…というのが、Proline2500の帯域設計に深く関わっているようです。
 この構造を見ると、Proline2500に関しては「全開放型」ではなく「半開放型」と説明する方が、より正しい説明が可能なのかもしれません。
 全開放型でこの音は嘘だろ~とか思う人がいたならば、そのカンはまさに正しい、ということで。わたし自身は、これを見てようやく「ああ、だからこういう鳴り方をするのか。」と納得できました。


 Ultrasone Proline 2500 内部写真 発音体とダイオードとコネクタ裏

 ついでにコネクタ裏も含めて撮影してみました。
 こちらは…特に大きな発見は無し。


 役に立つかどうかは不明ですが、とりあえずこんな感じで。
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