鳥小屋視聴記 (aka 虜屋視聴記 ) ~ ヘッドフォンに関する好き嫌いレビューなど ~

これからヘッドフォン類を多数試用しようとしている人向けに「最短ルート」を提示すべく、レビューらしきものを作成…できるわけはありませんね。「良い・悪い」ではなく「好き・嫌い」の視点で書いてみようかと。

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Ultrasone Proline 2500 と Fostex T-50rp の比較をしてみるテスト。

 当家にはそもそも「真っ当な比較環境」がある気がしていないので、とりあえず手元環境で出来うる、とりあえずまともそうな方法を採ることにしてみました。

 CDT:ノートPC (Toshiba Dynabook C8/213LMEW)
   (↓USBパスパワード接続)
 DAC:ONKYO SE-U55X (クロック精度はPCに依存)
   (↓市販の無名RCAピンケーブル)
 HPA:AudioTechnica AT-HA20 (手製ターミネータなし)
   (↓ヘッドフォン付属のケーブル)
 HP:Ultrasone Proline 2500 + 付属変換アダプタ
 HP:Fostex T-50rp

 


 まずは前回問題として書いた「AudioTechnica AT-HA20」のノイズに関する件について。
 上流機器をノートPCの「ヘッドフォン出力」とするよりも、DACのONKYO SE-U55Xを用いる方が、(当然ながら)ノイズはかなり少なくなりました。また、(ある意味予想通りなのですが)例の「手製ターミネータ」を用いても、今回環境でのノイズを減らす効果は得られませんでした。

 しかしながら、この構成でも可聴帯域のホワイトノイズは乗ったままとなってしまいますね…ONKYO SE-U55Xの電源を切ったままで接続した状態では、AudioTechnica AT-HA20を単独(端子解放まま)にしたときと同じく静かな状態でしたから、機器の組み合わせなどが原因なのかもしれません。
 両者の公称S/N比は次の通りです。
  ONKYO SE-U55X…S/N比110dB(LINE OUT)
  AudioTechnica AT-HA20…90dB以上(JIS-A)
 単純に考えるわけにはいかないところはありますが、少なくともヘッドフォンアンプ側のノイズが目立って聞こえている…という事は、間違いなさそうです。
 表題のヘッドフォン2点を使用する限り、フルボリウム状態では両方ともにノイズを聞くことが出来ます。唯一の救いは、ボリウムを絞れば絞った分だけホワイトノイズも減る(常時出るノイズはかなり少ない)ことですね。
 もちろん、ノイズがよく聞こえるのはProline2500の方なのですが、T-50rpを用いたとしてもノイズが聞こえること自体に変わりはありませんので、この組み合わせでノイズを減らそうとすると、「ホワイトノイズが聞こえなくなるまで、ボリウムをそれなりに絞る」しかなさそうです。
 (私の場合は)フルボリウムで演奏することなどあり得ませんから、実用的には問題ない気もします。

 


 Ultrasone Proline 2500 と Fostex T-50rp の違いを表現しようとすると、一番の違いは「音源に対する近さ」なのかもしれません。

 Ultrasone Proline 2500 は高音域も低音域もハッキリと強調されていて、開放型にありがちなスカスカとした感じがほとんどどありません。
 ちょうど、マイクを設置するべき位置に、マイクスタンドの替わりにに自分が立って聞いているかの様な、そんな印象すら受けるバランスだと感じます。
 マイクを何本も立てて、ミクサでアレコレ弄っているソースを聴くよりも、ダミーヘッドなりステレオマイクなりで録音しているものを聴く方が、より良さそうです。

 ソースをそのままで、もう少しおとなしめに聴きたい…という場合は、DolbyHeadphoneを使うという手もありそう。
 (DH自体は、DVDソフトウエアプレーヤと、ヘッドフォンアンプの一部に対応品がありますね)
 PCM2chソースにおけるDHは、ほんの少し高音域を少なくする効果があるようにも思いますが、私にとってはこれでもまだ少々きつめに感じます。
 一方で、Dolby5.1chトラックの様に「音質悪め・高音域少なめ」のソースをDHに通して Ultrasone Proline 2500 で聴くと、これが結構しっくり来ますね。
 DH対応環境と Ultrasone Proline 2500 を持っている方(…っていらっしゃるかどうか不明ですが)には、一度試していただきたいかも。




 さて、対象機器としている Fostex T-50rp ですが…こちらは何度か書いている(?)通りに、低音域も高音域もダラ下がりです。
 音質については Ultrasone Proline 2500 と比べるべくもなく…という感じですので割愛するとして、 Fostex T-50rp は音源から1m程度離れた感じのバランスで鳴っているといったところでしょうか。
 もちろん「頭内定位のくせにそんなバランスで鳴っている」のですから、違和感はかなりあるわけですが、刺激的な音が好みでない人には、この方が向いているかも…と思わせる部分があります。




 装着感ですが…どちらも長時間装着していると、頭頂部に痛みを感じるほどに重く、頭側部に感じる圧迫感も強いです。
 両者ともに、もうすこしヘッドバンド周りを軽く作ってあればかなり良い線を行っているはずなのですが…少なくとも、 Sennheise HD590 くらいには軽くして欲しいな、というのが正直な感想で。

 Fostex T-50rp の側圧に関しては、張り切ってヘッドバンドに力を加えてやれば、ゼロ側圧にすることも可能です。低音の逃げる量と相談しながら、適当に曲げてみるという手も。
 同じく頭頂部に掛かる圧力に関しては…重みを分散させればいいので、これは(見た目がやばくならない程度に)ヘッドバンドにエアパッキン(梱包用のプチプチ)を巻き付けるなり、スポンジなどを固定するしかなさそうです。
 どちらも対症療法でしかない点は悔しいのですが、何もせずに辛いままで聴くよりは良いかな…ということで。

 


 …と、結局またレビューになっていない気がしますが、ひとまず。
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